ポリカーボネート製哺乳びんの歴史

必然的に哺乳瓶の数が増えましたが、私が使っていたものはすべて「ガラス製」
プラスチック製もありましたが、高温での消毒のためか低月齢では使用できなかった(ウル覚え・人のウワサ)のでずっとガラス瓶で過ごしました。
もちろん、そのときにポリカーボネート製哺乳びんというものが存在するなんて知りませんでした。
メーカーさんのHPを見ると、ポリカーボネート製哺乳びんの歴史は結構古く、1962年にはポリカーボネート製哺乳びんを発売していたようです。
軽くて丈夫、透明度が高く、煮沸に強いこのプラスチック素材は、哺乳びんに求められる機能を満たしていました。
しかし、1997年に環境ホルモン問題が注目され、ポリカーボネート製哺乳びんが疑問視されるようになりました。
その影響で、1999年には従来「6対4」であったガラス製:ポリカーボネート製哺乳びんの比率が「8対2」に迫るほどになりました(ピジョン出荷ベース)。
私が再び出産・育児のために哺乳瓶を使うようになったのは2007年。
そのことには、デザイン・素材ともに種類も豊富になっており、前回は使わなかったプラスチック製の哺乳瓶にチャレンジ。
ちなみに使ったのは、ピジョン 母乳実感 シリコーンゴム製乳首 Yサイズ プラスチック製 240mlです。
残念ながら、ポリカーボネート製哺乳びんではありませんでした。
ちなみにコレは、傷なのか何なのか、ガラス製にくらべはるかにくすんでしまいました。
とてもお下がりを人に勧める事はできませんね。
結局は、ポリカーボネート製哺乳びんを使うことはありませんでしたが、棚に並んでガラスのような透明な軽い哺乳瓶がポリカーボネート製哺乳びんだったと今なら分かります。
軽さの利点は、赤ちゃんが自分で持って飲むときに負担が少ないことや、お出かけ時の荷物の重さの軽減でしょうか。
ポリカーボネート製哺乳びんはとても可愛いものもたくさんあるので、誰かの出産祝いにプレゼントしてみようかと思います。
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